闇に紛れる色々な想い
2011年イギリス(リーダーシップ・マネージメント研究所)が女性たちに行った研究によれば自分の仕事に対してどれだけ自信があるか調査したところ半数の女性が「自分のパフォーマンスとキャリアについて自己不信を抱いている」と答えています。
この調査結果に驚くのではなく共感しました。
私も常にもっと専門的にスキルアップしていかないとならないと感じているからです。
いつ、どこで、どんな状況でも完璧を求められていると認識しているためだからでしょうね。
でも、チョット待って下さい。
そんなに完璧に生きられないのが人間です。
完璧よりも臨機応変さを求められるのが実際のところではありませんか?
女性が男性より少しだけ自己不信が強いのは他者の目を意識するからです。
もちろん男性だって他者の目を意識しますが、だからと言ってそのことで仕事に対するパフォーマンスが変わるわけではありません。
いくつかの研究では、女性は男性よりも他者から何か言われると自負心が大きく変わる傾向があると報告されています。女性の自尊心は良いことを言われると非常に高くなり、否定的なことを言われると急激に下がります。男性の場合は良いことを言われようと悪いことを言われようとほとんど変わりません。
なぜなのでしょう?
それはやはり進化の過程で女性が周りの女性たちと協力しあい共存してきたからではないのでしょうか。その協力関係の中でひとりだけ抜きん出ては、いけないという暗黙のルールが確立しているために女性は他者からの共感や賞賛を得ると安心するというメカニズムなのです。
「出る杭は打たれる」
という諺がまさに人間の進化に必要であったことは確かです。
私たち女性の自己不信の根深さを覆すために必要なものとは一体何なのでしょうか。
女性の繊細な心の色は様々な要因で変化します。
その中でも女性ホルモンが人生の色々な場面で心に重要な役割を果たします。
生まれ落ちた瞬間から成長期、成熟期、このホルモンが役割を果たし終えた時
本当の意味での男性が感じる自信を味わえる時が来るのです。
それまでは、女性ホルモンのバランス保つことで様々な想いを柔らかく包み込んでくれる力を享受しましょう。
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